機械式時計あれこれ

グランドセイコー白樺を買う前に知っておいてよかったこと③~使用シーンと時計~

腕時計の文字盤に魅せられてにようこそ

今回は、グランドセイコーをはじめ、
高級機械式時計を買うことを悩んでいらっしゃる方に向けて
買う前に知っておいたほうがいいことをシリーズ形式でお届けします。

第三回は使用シーンと腕時計について

折角大きな出費を伴う腕時計。
なんか思ったのと違う。
となってどこかにしまい込まれないように。

使用シーンと、腕時計について、考えてみましょう。

使用シーンを切り分けてみよう

せっかく時計を購入しても、
使用したいTPOでは使用できなかった。
となったら非常に残念ですよね。

そのために、まずは使用したい場面を想定することをお勧めしています。

時計が大好きで、何本ももともと買おうとしている方は別ですが、
おおむね、長く使う時計が一,二本あれば十分という方も多いでしょう。

そうすると、プライベートで使う時計と、ビジネスで使う時計に分けて考えるといいです。

使用シーンと時計まとめ

まずは下記に概論をまとめます。

主に、スーツを着て行う仕事などのフォーマルなシーンを見据えるか
で変化があるイメージです。

続きで詳しく説明します。

ビジネスと、時計

ビジネスと一口に言っても世の中には本当に多種多様な仕事があります。

私のようにオフィスで商談をすることが主な方
土木・介護・保育などの過酷な作業現場で働く方
磁気に囲まれた環境で日々開発するエンジニアの方
外回りで汗をかきやすい営業の方etc...

お一人ずつ答えていくのは非常に難しいのですが
(コメントしていただけましたらご相談させていただきます)
だいたい、下記のイメージです。

現場でアクティブに働く方

おおむね、現場でアクティブに働く方は、タフな時計を身に着けることをお勧めします。

代表的なのはG-Shockですね。
なんとホッケーの選手がシュートしても壊れなかった伝説の時計です。
せっかくお気に入りの時計を買ったのに
仕事で壊れてしまった、など
残念なことが起きないようにすることを第一に考えるとよいかと思います。

スーツで仕事される方

スーツで行う仕事での使用を見据えるのであれば、
時計が主張しすぎないように、
派手な装飾や色使いを控えた3針の時計がいいです。

三針とは?

時計好きにはよく伝わる言葉ですが、3針の時計といわれるものは
時針、分針、秒針の3つの針しかないものをいいます。

ちなみに、2針というと、時針と分針しかないものを指します。

本来、細かい時間を気にしない、という発想から、
フォーマル度の高い場面では2針が主流でした。
ただ最近はそもそも2針の時計自体が減っているので、
あまり意識されることのないマナーになりつつあるのかもしれません。

白樺は3針です。

磁気の多い場所で働くかた

こちらは図に書いていない内容になりますが、
基本的に機械式時計は時期に弱いので避けておいたほうが無難です。

参考グランドセイコー白樺を買う前に知っておいてよかったこと①~高級機械式時計の耐磁性~

続きを見る

どうしても使用したい場合は、磁気に強いオメガやチューダーなどが候補に挙がります。

強力な磁気を使用する医療従事者の方々や
エンジニアの方々などが対象かと思いますが、
どの程度の磁気が身近にあるか、よく検討してからの購入をお勧めします。

とりあえず、電池で動く時計を買っておくのが安心という意味では一番です。

まとめ ~使用シーンを想定して後悔しない選択を~

なかなか高い買い物になる腕時計。

後悔しない買い物にできるよう、
しっかり使用シーンを想定し、
TPOをわきまえた、また故障などが起きないよう
慎重に選んでいけるようガイドラインを制定しました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

それではまた!

  • この記事を書いた人

腕時計の文字盤に魅せられて

そこら辺のサラリーマンですが グランドセイコーの腕時計白樺に魅せられて購入。 腕時計の世界に足を踏み入れました。 実機のレビューや展覧会参加レポなど通して 腕時計の良さを分かりやすく発信していきます!

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