どうも。腕時計の文字盤に魅せられてへようこそ。
グランドセイコーの”白樺”という時計に出会ってから
腕時計の世界に魅せられ、購入したものです。
グランドセイコー好きの方はご存じかもしれませんが、
白樺を含む機械式時計を生産している雫石(@岩手県)の工房は
予約制ですが見学を受け付けています。
白樺を購入してから、里帰りとして
絶対に行きたいと考えていました。
今回、機会をいただけて実際に行ってきましたので、
そのレポートをさせていただきたいなと思います。
ひょっとして、GS持ってないから気まずくて行けない人がいるかも?と思い
どんな時計を持っている人がいたのか、時計好きとしてレビューしちゃいます!
総じて!
暖かく白樺も私も迎えてくれて
最高でしたよ!!!
全然GS持ってなくても
気後れすることなく行きましょう!!
この記事でわかること
- 雫石工房の予約方法や見どころ
- 見学はGS持ってないと気まずくならない?
- 自分の感想
その前に白樺との出会いを読みたい方はこちら Contents 続きを見る
参考腕時計の文字盤に魅せられた日 グランドセイコー白樺文字盤との出会い
雫石スタジオ(工房)とは?
グランドセイコーには拠点となる工場が信州と雫石にあります。
電池式・スプリングドライブと呼ばれる、水晶を使用して動く時計は信州
ゼンマイの力のみで動く時計は雫石
というすみわけがあります。
つまり、私が購入した機械式の白樺SLGH005は確実に雫石で作っている。というわけです。
雫石工房のアクセス
私は盛岡駅でレンタカーを借りて運転していきました。
途中で案内板などもではじめて、親切でした。
ほぼ盛岡駅から真西に10kmほどです。
参考画像: google map
一応最寄り駅は小岩井駅なのですが、
歩いて20分ほどかかるうえ、時刻表を見ると1 hに1本来るかどうかの古き良き田舎路線です。
出典: 時刻表 小岩井駅 田沢湖線:JR東日本(20250725時点)
盛岡駅からタクシーやレンタカーで行くことをお勧めします。
確認していませんが、このような路線のため、駅にタクシーがいる望みも薄いでしょう。
ちなみに、送迎などはありません。
予約方法
予約は公式のHPから入ります。
おおむね木曜日か金曜日で各会8人まで
3か月先くらいまで予約ができます。
かなり人気で結構埋まっちゃうんですよね。
狙って金曜日に仕事を休んで、、というスケジューリングが必要です。
一日で最大3回見学枠ありますが、日によりますのでしっかり確認しておきましょう。
見学の様子
45分の枠のうち35~40分ほど使ってガイドの方が一通り説明してくださいます。
英語ガイドの方もいらっしゃるので海外の方も安心ですが、
6歳以上の年齢制限がありますので小さなお子様はご入場できないようです。
順路1 セイコーの歴史
まずはロビーで展示を見ます。
セイコー・グランドセイコーの過去モデルや歴史
キャリバーに使用されている実際の部品などを見ることができます。
何とキャリバーの部品の一部は
一人に一セットずつ用意され、しかも時計士の方が使用するルーペをくれて見られました!
グランドセイコーの粋を集めて作成した最新キャリバーなこともあり、
白樺に乗っている9SA5キャリバーもふんだんに織り込まれた説明でした。
焼き入れの技術なども実演含め楽しめますよ!
のこりは行ってからのお楽しみで!
順路2 製造ルームを見ながら組み立て過程を見学
ここからは廊下を除いて写真撮影禁止エリアなのですが
ガラス張りの組み立て部屋を眺めながら
キャリバーの組み立て、検査方法など一通り説明をいただきます。
(撮影私)撮影OKの廊下。この壁を挟んで左側にガラス張りの製造ルームがある。
僕の白樺はこうやってやってきたんだ。
そんな感動を味わえる。機械式時計購入者は幸せな時間を過ごせること間違いなしな見学ルートでした。
順路3 2Fで実際の製品見学
さて、見学が終わったところ、2Fに上がって実際に雫石で作られた製品を
手に取ってみることができます。
実際に購入もできますが、支払いはクレカのみ。
しかも購入までに時間があまりないことは知っておきましょう。
時期によって展示モデルも違うとの噂です。
私が見に行った折はなんと雫石限定モデルがありました。
写真も撮ったのですが、ちょっとうまくとれていなかったので、実際に見てからのお楽しみにしていただければと思います。
私は、いわゆる横白樺モデルを手巻きする機会をいただけました。
まき心地にこだわったという本モデルらしく、気持ちの良いまき心地で危うく買いそうになりました。
見学に来ている人はどんな感じ? GS持ってないときまずい?
結論から言うと、全く関係ないと思いました。
実際にGSをしてきているのは私ともう一人でした。
中には時計していることが確認できなかった方や、
デジタルのG-Shock(Casioなので競合ですよね)の方もいらっしゃいましたが、
対応は等しく丁寧で、GSを持っていないから、と気後れする必要は全くないと思いました。
見学を終えての私の感想
最後に、スタジオの背景写真だけ取ろうと思って、人がはけるのを待っていたら
スタッフの方が来てくださって、自分を入れた写真も撮ってくださいました。
白樺にもすぐに気が付いてくれて、
作ってくれた場所を見てみたくて、とお話ししたとことろ
”間違いなくこの場所で作っています。里帰りですね”
と私の思いを完全に理解してくれた発言をしてくださいました。
本当に感動の一日でした。
機械式時計の作られ方に興味がある方
いつかGSを買ってみたい。その真の価値を理解してみたい方
たんに工場見学したい方
誰にでもおすすめできる大人の工場見学です!
ちなみに、岩手県には白樺のモデルになった”平庭高原”があるので
行ってみたのですが、なんと結構大変で。。
それはまた次回に書こうと思います!
それではまた!